書籍の編集・出版事情

品切れ重版未定―。 「良い本なのに、なぜ、重版しないのだろう。」 そう思ったことはありませんか。 「売れないから。」 そう言ってしまうのは簡単ですが、今回は、「品切れ重版未定」について、書籍流通のしくみから考えてみたいと思います。 書籍流通の中核を担っているのが、取次です。 書籍流通には、一般の方には見えにくい、構造があります。...
研究者の中には「一定量の図書流通が図られることが、研究業績のうえでは重要である」とのお考えをお持ちの方が大勢いらっしゃると思います。 つまり、オンデマンド出版よりも、オフセット印刷により、1000部、2000部を刷り全国の書店に流通させることが肝要だという考え方です。...

博論社では、初校・再校・念校で校正を入れます。 地味なことですが、今時、学術書の校正者が3回も校正を行う出版社は少数です。 博士論文は、厳しい審査を通った論文ではありますが、普通はプロの校正を入れていません。 そのため、書籍としての完成度はそれほど高くありません。...
前回のブログで、「オンデマンド出版であるため、絶版・品切れにならない」ことをあげました。 それに加えて、博論社では所有権および出版権を著者に認めているので、さらに「せっかく出版された著書が読者に届かなくなる」という事態を回避することができます。...

ある研究者の方から「出版助成金の申請用紙に、"国内に色々と出版社がある中で、あえて博論社を候補としたい、オンデマンド印刷形式にしたい理由"を書かねばならないので、伺いたい」と問い合わせを受けました。 なるほど、その理由は弊社が一番説得的に伝えられるなと思い、良い機会なので、ブログにもUPすることにしました(全4回)。...
前回のブログ(2022/09/17)で、販売方法が3つになりましたとご報告しました。 さらにもう2つ増えて、下記のようになりました。 著者の先生には費用のご負担はなく、著書を下記の流通方法から選択して委託販売をご利用いただけます。 【流通方法】 ①版元直販:「博論の本棚」利用 ②共同書店「PASSAGE」(実店舗)利用 ③Amazon 利用...

今まで弊社の書籍の販売方法は「博論の本棚」のみでしたが、このたび、「PASSAGE」と「honto」が追加されました。 弊社で書籍を出版し、委託販売契約を結んでいただくと、著者の先生は費用の負担なく下記3つの方法で本を販売できます。 ①弊社WEBサイトのネット書店「博論の本棚」にて販売...
7月に、弊社は神保町にある共同書店、PASSAGEの棚主になりました。 神保町は多くの研究者が立ち寄る古書の町。弊社で出版した本は、神保町の一等地、PASSAGEで販売ができます。  近くにお立ち寄りの際は、ぜひPASSAGEの弊社の棚までお越しください(事業案内パンフレットも置いています)。 さらに8月には、弊社3冊目となる書籍の出版が決まりました!...

先日、弊社での出版を検討している外国籍の研究者Hさんと、Zoomで打合せをしました。 Hさんから「博論社から、まだ2冊しか本が出ていないのは、なぜですか。博論社は知名度はありますか」とご質問をいただきました。 正直、痛いところを突かれました。...
日本で博士号を取得した外国人留学生は、博士論文を日本で出版できているのだろうか。 日本人研究者ですら、博士論文の出版は難しいのが現実であるから、恐らく大変厳しい状況に置かれていることが予想される。...

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